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こんな日は抱いて欲しい
第10章 秘密をぶっちゃけろ!
『2人共、なりたい自分になって輝いている。
それに比べると私は……
上手くいかない事はみんな環境のせいにしてきた。
なりたい自分像はあっても努力なんてしてない。
幸せになりたいと願っても、誰かにして貰おうと腹黒い考え方しかしてなかったーーあぁ、超反省!!』
「お2人にとっておきの僕の話をしましょう」
「………はい」
「なに?先生」
「僕は昔にはもう戻りたくないですよ。
だって……デブから脱出してから健康的になれました。
細身のジーンズ姿で出掛けるようにもなった。
お洒落な店に行っても、人の視線が気にならなくなった。
それから………」
「それから?」
「たるんだ腹で隠れたペニスは、タニシ並の大きさでしたが……
痩せた事により、ちゃんと男らしい大きさになって、自信もついたんです!」
「ギャハハハハハハ………」
マジでぇ〜 もう、大爆笑だよ!全く!!
こんな素敵なカミングアウトって、なかなかお目にかかれないじゃん〜♡
「タ、タニシって、タニシって!!」
タニシを連発しながら、腹を抱えて笑うメロンちゃん。
照れ臭そうにハニカム先生。
「先生、最高!!」
思わず口走っていた。
やめときゃいいのに、更に親交を深めたくて自分もとんでもない秘密をぶっちゃけていた。
「先生がタニシから脱皮したフランクフルトなら、私なんて、天然のモリマンなんだから〜♡」