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こんな日は抱いて欲しい
第5章 真由子のセレナーデ♪
「ヤベぇ…マジ、ツボった!真由子さいこ〜う!」
目の前で、腹を抱えて笑う瑛太。
似てる似てないなんてどうでもいいの。
目の前の人を和ませ、笑いを提供するって、ある意味癒し系じゃね?
「やる時は、やるしぃ〜」
つい、調子に乗ってしまう!
「瑛太です……
当たりを引いた女に箱を届けたら、スカートが捲れあがり、ガニ股だったとです。
大股広げて、セクシー打ちをしてました。
その女をよく見ると、昔の女だったとです……
人は夢中になると周りが見えなくなるといいます……
瑛太です……瑛太です……瑛太です」
「ちょ、ちょっと、それ酷くない?
それに、そのネタは古いしぃ〜」
「最近。テレビが遠のくほど働いてますからね〜
新ネタの調達不足ですまん」
「瑛太らしくな〜い」
「あっ、お前さ、今日かなり儲けただろ?」
「諭吉2枚〜と夏目を数枚」
『バカップルはノリが大事〜♡』
「あの台、いい変動だったんだけど、真由子が座る前は大ハマり台でさ、常連さんがかなり突っ込んでいったみたい。
運だよな〜
真由子は、引きが強いからな〜」
『瑛太を目の前にして言えないけど、その分、男運がないよ!』