この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
こんな日は抱いて欲しい
第7章 またの名を………



 テーブルに座り、メロンちゃんに「お酒飲めるなら、いかがですか?」と言われたので、「じゃあ、一杯だけ」と無碍に断る事もせずに、頂く事にした。
酔わせて変な事したら、訴えてやる!


 私の正面に座り、愛想の良いメロンちゃんに比べ、神木龍之介は至ってクールで礼儀正しい姿勢を崩さない。

 運ばれてきたビールで乾杯をし、「原田さん、今日は突然のお誘いにも関わらず、お招き有難うございます」

 『えっ?』

 「それを言うなら、突然のお誘いにも関わらず、ご都合つけて頂き有難う御座いますだろ!」

 間髪入れずにツッコミ入れる、神木龍之介は面白い。

 「エヘ」っと笑うメロンちゃんも、聡明そうなルックスの割には、本当におバカちゃんぽくて安心はするんだが……。

 「すみません。原田さん。
わたしの我儘にお付き合い頂いて」

 「はぁ…………」

 「一応、懐石料理のコースを頼みましたが、お嫌いなものとかありますか?」

 『懐石料理自体、余り存じてません』

 「好き嫌いは余りない方ですが……」

 「それは良かった。
まずは食事を楽しんで下さい」

 「………はい」

 こんなに饗されると、後が怖いですが……。
こんなに高そうな店で食事を誘うって事は、それなりの下心があるって事なんでしょうね………?

 
 
 


/206ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ