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こんな日は抱いて欲しい
第8章 チョコミントな彼女
「彼……寸前で勃たなくなって……弁当隠すみたいにアソコ隠しちゃったんですよ…。
だから、一気にシラケモードで、口数が少なくなって……
結局、バージンのまんま家に帰り、年明けに振られたんです。
年賀状に【明けましておめでとう。ずっと友達で居ような】なんて書かれて……
ナメんな!インポ! もう弁当もバージンもくれてやんねー!!
って怒りましたよ!」
「……性春ですね。青くない、いや、青いのか?」
「先生、どっちでも良くない〜?真由ちゃんドンマイです……」
目の前は、目が三日月になりながらも、笑いを堪えている2人。
「ここまで話したのは、初めてでした」
初体験、不発に終わった黒歴史。
誰にも話さないで墓場まで持っていこうと誓っていたのにぃ〜
笑いにしちゃえば、案外スッキリするもんだわぁ……。
どうだ、参ったか?神木龍之介、メロンちゃん!!
「あの、真由子さん、わたしは、そんな女子にキュンとします」
「私も真由ちゃん大好き!」
「えっ?キュンとすんの?」
「可愛いです」
「うん。可愛い。
もっと真由ちゃんを知りたくなる」
やがて、私の心に後光がさしたような穏やかな瞬間が訪れる。
もう、ヤダよぉ〜お2人さん!!
エロに素直になっちゃうーー!!
私も好きよ。