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皇帝の激しい寵愛
第5章 逃げた後は・・
『ん、』
目が覚めると見覚えのある
部屋に来ていた。
『ここは・・貴妃(きひ)が住む
所だ』
貴妃とは、皇后の名前で
あり、身分が高い事を
示していた。
『目が覚めたか』
声のした方を見ると皇帝
が立っていた。
『こう、てい』
『名前で呼んではくれぬのか』
皇帝は笑ってそう言ったが
目は笑っていなかった。
『何故逃げ出した?あれ程
好きだと言ったではないか!!』
『ですが・・・』
『そなたがいなくなったと聞いて
私がどれだけ傷ついたか分かるか?
そなたの事だけを考えていた』
『ごめんな、さい・・』
『謝っても許さない。もう雪は
外には出さない。そなたは我
のものだ』
皇帝はそう言うと、雪の口内を
激しく貪った。
『んんっ、こう、てい』
『皇帝ではない!!
我の名前を呼んでみよ』
『コウ、ウン、んん』
逃げられたと思ったのに
忘れられると思ったのに
『そなたは我ものだ!!
逃げる事は許さない』
皇帝は本気だった。
目が覚めると見覚えのある
部屋に来ていた。
『ここは・・貴妃(きひ)が住む
所だ』
貴妃とは、皇后の名前で
あり、身分が高い事を
示していた。
『目が覚めたか』
声のした方を見ると皇帝
が立っていた。
『こう、てい』
『名前で呼んではくれぬのか』
皇帝は笑ってそう言ったが
目は笑っていなかった。
『何故逃げ出した?あれ程
好きだと言ったではないか!!』
『ですが・・・』
『そなたがいなくなったと聞いて
私がどれだけ傷ついたか分かるか?
そなたの事だけを考えていた』
『ごめんな、さい・・』
『謝っても許さない。もう雪は
外には出さない。そなたは我
のものだ』
皇帝はそう言うと、雪の口内を
激しく貪った。
『んんっ、こう、てい』
『皇帝ではない!!
我の名前を呼んでみよ』
『コウ、ウン、んん』
逃げられたと思ったのに
忘れられると思ったのに
『そなたは我ものだ!!
逃げる事は許さない』
皇帝は本気だった。