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Best name
第16章 未来へ
『アイルのこと・・・
これまで守ってきてくれて
…ありがと…ございます』
『~~…わけのわからんやつだなっ!…』
『そぉたさん・・・
これからも~…アイルを…』
『ふふっ、リョーキ…オレは正直もう
あの子にオレは必要ないとさえ思ってるぞ?』
『なんスカそれ…?』
『アイルは…沢山の不幸も困難も乗り越えて
人間として、一回りも二回りも成長した
目に見えてな
そしてリョウキ…お前がいて
本当にあの子は変わったよ
少し前までは俺が
おっかなビックリで見てたことも
今じゃ一切不安がないんだから
仕事に関してもそうだ…
アイルはとても優秀だ
このままずっと
オレの元にいるのは勿体ない
いつもそう思っている
アイルが望むならいずれ独立させて
その後押しも惜しまない
…あの子は・・・あの子には…』
『フフ…アイルは・・・
望まないと思いマスよ?』
『リョウキ…?』
『アイルは…ちっちゃな、当たり前の
ささやかなことを…大切に大切にして
大切にまもろうって
それを幸せに思って生きてますからネ…
そりゃオレも思いますよ?
もっと欲があっていいだろ?って…
だけど…それが今の
彼女の心からの想いだとオレは思ってます
まぁ…まだまだ若いし…
この先アイルにも変化も訪れたり
色々あると思いますけどね…
その時はその時で…
オレも応援しようって…
だから…アイツには…心に正直に…
アイツらしく…自由に生きてほしいっス…』
『……』
『それにぃっ…~案外アイルも
〃ファザコン〃で・・・
パパの元を
はなれたくないんじゃないスか~?
ケケケケっ!(笑)』
『リョーキ!キサマっ;!
フン・・・~離れたがっても
…離さん・・・』
『あ!本音でた~♪』
~そんな事を言いつつも、オレは思ってた
ソウタさんは、もしもアイルの将来に
そういった転機のようなものが訪れれば
例えアイルが拒否しても、この人は…
心を鬼にしてアイルを
自分の元から突き放すだろう
アイルの幸せを願って
厳しく…優しく
…あたたかく
そっとうしろから
見守りつづけるんだろうな
ソウタさんは、きっとそういう人だ
アイルの亡きおじいさんも然り
これまで守ってきてくれて
…ありがと…ございます』
『~~…わけのわからんやつだなっ!…』
『そぉたさん・・・
これからも~…アイルを…』
『ふふっ、リョーキ…オレは正直もう
あの子にオレは必要ないとさえ思ってるぞ?』
『なんスカそれ…?』
『アイルは…沢山の不幸も困難も乗り越えて
人間として、一回りも二回りも成長した
目に見えてな
そしてリョウキ…お前がいて
本当にあの子は変わったよ
少し前までは俺が
おっかなビックリで見てたことも
今じゃ一切不安がないんだから
仕事に関してもそうだ…
アイルはとても優秀だ
このままずっと
オレの元にいるのは勿体ない
いつもそう思っている
アイルが望むならいずれ独立させて
その後押しも惜しまない
…あの子は・・・あの子には…』
『フフ…アイルは・・・
望まないと思いマスよ?』
『リョウキ…?』
『アイルは…ちっちゃな、当たり前の
ささやかなことを…大切に大切にして
大切にまもろうって
それを幸せに思って生きてますからネ…
そりゃオレも思いますよ?
もっと欲があっていいだろ?って…
だけど…それが今の
彼女の心からの想いだとオレは思ってます
まぁ…まだまだ若いし…
この先アイルにも変化も訪れたり
色々あると思いますけどね…
その時はその時で…
オレも応援しようって…
だから…アイツには…心に正直に…
アイツらしく…自由に生きてほしいっス…』
『……』
『それにぃっ…~案外アイルも
〃ファザコン〃で・・・
パパの元を
はなれたくないんじゃないスか~?
ケケケケっ!(笑)』
『リョーキ!キサマっ;!
フン・・・~離れたがっても
…離さん・・・』
『あ!本音でた~♪』
~そんな事を言いつつも、オレは思ってた
ソウタさんは、もしもアイルの将来に
そういった転機のようなものが訪れれば
例えアイルが拒否しても、この人は…
心を鬼にしてアイルを
自分の元から突き放すだろう
アイルの幸せを願って
厳しく…優しく
…あたたかく
そっとうしろから
見守りつづけるんだろうな
ソウタさんは、きっとそういう人だ
アイルの亡きおじいさんも然り