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第16章 未来へ
『・・・?』




数十分…経っただろうか?



廊下の方からする足音で目を覚ます



コンコン、と寝室がノックされた






『リョウキ…?』






入り口から
ひょこっとアイルが顔を出す


オレを視界にとらえると
パタパタと歩み寄ってきた







『おぅ・・・』




『ちょっと…リョウキ、すごい熱

・・・いつから こんな』





オレのオデコに触れて
心配そうにアイルがオレを見つめる






・・・なんかメチャクチャ気まずいぜ






『木…曜くらいかな

ホント…大丈夫だから

あんま、そばに・・・』





『すぐ…知らせてくれたら

・・・すぐにでも来たのに』







『ただのカゼだって…』





『ごめんね リョウキ』









アイルが切なそうな顔する




…ナゼあやまる?







『…なんでアイルが謝るんだよ…~』





『~…。大丈夫。すぐに治るよ

…その様子じゃ・・・いつから?

ごはん食べてないでしょ? 』






『…食欲ない』







『…ダメだってそれ

待ってて…すぐに・・・

あ、その前に水分とって…~』





アイルが持ってきた袋には
大量の食材やら
スポーツドリンクが入っている



アイルがコップに飲み物を注いで
近づけてくれた


必死にオレのデカイ身体を
起こして支えながら。





『んっしょ…ごめんね

つらいね。・・・飲める?』





『ワリィ…』





カラカラに渇いた喉がスポンジみたいに
どんどん水分を飲み込む







『病院は…行ったの?』



『~…ヒマなかった』






『…薬、買ってきたから
今日はそれ飲んで休もう?』



『…買い物も・・・

行ってくれたんだろ?ワルいな…』




体をおこして
キョロキョロと辺りを探すオレに

察したように
アイルがオレを止める



『…カゼひきさんは

余計なこと気にしないの』



『…?』







なんか…アイル・・・キャラが…
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