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姉ちゃんと○○○
第2章 姉ちゃんとふたり暮らし
翌日、大きなスーツケースを手に、母ちゃんは旅立った。
海外赴任中の父ちゃんに会いに行くのだ。
家には姉ちゃんと僕が残された。
家事を姉ちゃんと僕で分担しなければならない。
「掃除も炊事も買い物も洗濯も、ぜんぶ当番制ってことでいいかな?」
僕は姉ちゃんに尋ねる。
「洗濯は…それぞれが自分の物を洗濯するっていうので、いいんじゃない?」
姉ちゃんが言った。
「それって、姉ちゃんと僕が別々に洗濯するって意味?」
「うん」
「ダメだよ。 一緒に洗濯しなきゃ」
「えッ…なぜ?」
驚いた様子の姉ちゃん。
「水道代がもったいない」
海外赴任中の父ちゃんに会いに行くのだ。
家には姉ちゃんと僕が残された。
家事を姉ちゃんと僕で分担しなければならない。
「掃除も炊事も買い物も洗濯も、ぜんぶ当番制ってことでいいかな?」
僕は姉ちゃんに尋ねる。
「洗濯は…それぞれが自分の物を洗濯するっていうので、いいんじゃない?」
姉ちゃんが言った。
「それって、姉ちゃんと僕が別々に洗濯するって意味?」
「うん」
「ダメだよ。 一緒に洗濯しなきゃ」
「えッ…なぜ?」
驚いた様子の姉ちゃん。
「水道代がもったいない」