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月夜の時間
第11章 雄也の誕生日
賢治は亜里沙を見つめると段々

耳元に吐息を漏らした。

首筋がゾクゾクする…

身体を少しくねらせる亜里沙。


くちゅっ…ちゅ…

「はぁっ…賢治君…」

「ん…」

「お願い…っ…」

亜里沙は賢治の頬に何度も触れた。

「今日はキス長めにしてくるんだな。可愛い…」

賢治の舌は厭らしく動き亜里沙の歯列をなぞる。

左手は亜里沙の服の中へ入り左胸を揉んでいた。



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