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月夜の時間
第16章 贈る言葉
「亜里沙〜、もう上がっていいよ?
ここのところ閉店作業連チャンでしてるじゃん。」
亜里沙のバイト先のカフェ。
「いいんです。予定ないし。
この方が気分転換になります。」
「もしかして彼氏とケンカでもした?」
目を潤ませる亜里沙。
図星か…と思った店長は亜里沙の話を聞くことにした。
閉店作業を終え、テーブルの上にドリンクを置く。
「好きなカクテル作ってあげる、何がいい?」
亜里沙はモスコミュールを作ってもらい
店長は瓶ビールを持ってきた。