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仕事終わりは癒しの時間
第2章 恋の終わり
そうか…浮気に走らせちゃったのは、私にも原因があるんだ…。
私に……
「でもさー、身体の相性って何!?私それも込みでフラれたんだ!」
「は?身体の相性?気持ちの問題じゃないのかよ」
「そう!君はセックスしてても気持ち良さそうにしない。でも浮気相手は反応が良いって言われた。私は彼が初めての相手だって!」
「おい、そういう話は女子同士でしろよ」
「無理無理、小説の締切が近いから。美咲会えないって」
「あー、売れっ子の官能小説家だもんな」
高校時代からの親友の小谷美咲は小説家、セクシー専門の。
「美咲ってさ、書きかけの小説私に送って来て感想求めてくるんだよ!セクハラだよ、あんなの」
「今の時代、女子もそーいうの読むの。そこらへん古風な考え持ってるよな。お前もそれ読んで勉強しろよ、男への甘え方とか、ヤる時にどーいう…」
「変態マスター!セクハラで彼女に告発してやろうか!?」
「やめろ酔っ払い。お前のために言ってやってんだろ!」
その後、お酒を煽りつつ彼の愚痴を言っているうちに意識が遠のいて行って、「いい加減やめろ」の声で記憶が途切れた。
そして、目が覚めたら…