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仕事終わりは癒しの時間
第1章 プロローグ

「ん…」
目が覚めると、ベッドで眠っていた。
身体が重い、頭がズキズキする…。
ここ、私の家じゃないよね。

首を動かして周りを確認する。
ベッドの側に引き出しがあって、壁際にソファとテーブルが置いてあった。
ここってもしかして、ラブホテルってとこじゃないの!?

あちこち首を動かして、目に入った自分の格好を見て驚愕した。
今の私は下着しか身に付けていなかった。(しかもそんなに可愛くないやつ!)

なんでこうなったんだっけ?
てかどうやってここまで来たんだろう!?
思い出そうとすると頭が鈍く痛む。

パニックになっていると、扉が開いて誰か入って来た。
男の人で、しかもタオル腰に巻いてるだけの姿。

血の気が引く私に男の人は優しい声で「大丈夫?」と声をかけてくれた。

ああ、そうか、私…。


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