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仕事終わりは癒しの時間
第5章 彼の正体 多感な親友
山岡さんと食事に行ってから1週間経った。
あの時見せたワンコみたいな笑顔が頭に残っていて、思い出してニヤニヤしてる自分がいる。
ご飯のお誘いは無いけど、ラインでやり取りをしている。
その中で、山岡さんはどんな仕事をしているのか質問してみたら、[クリエイター]と返事が返ってきた。
服装がおしゃれだったから、てっきりモデルかと思ってた。
そんな中、お昼休みにあるメッセージが届いた。
[ようやくひと段落終わったーー\(^o^)/ ]
小説家の美咲からだった。
ようやっと、書き終えたか。
[お疲れ様。何か食べたいものある?]
[私はチキンが食べたい!]
[了解。作りに行くねー]
脱稿したら、美咲の家に寄ってご飯を作ってあげるのが私なりの労いのつもり。
色々話したいこともあるし。