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仕事終わりは癒しの時間
第6章 癒しの時間
私は自分の見た目と歳のギャップが嫌だ。
だから年相応に見られるために大人な感じの黒縁の眼鏡を掛けている。
「茜さんの眼鏡掛けてみた、どう?」
「……!」
ヤバイ、すごい似合ってる!カッコイイ!!
今度から変装してもらうために掛けてもらう?
「そんなに度は強くない?眼鏡外したら見えにくい?」
「それ液晶画面用の眼鏡なの。ちょっと遠くが見えにくいだけで、別に支障は無いよ?」
「この距離でも見える?」
グイッと顔を近づけられる。
近くは見えるって言ったじゃん、てか近い!!
「ふふ、顔真っ赤。ホンマに大丈夫?」
「大丈夫だって!」
絶対からかわれてる…。
「それより、お風呂入る?さっきお湯入れ始めたから、もうそろそろいけると思うけど」
「入る。でも入ってから変なことしないでね」
「もちろん。もし変なことしたら、ビンタとかしてもいいよ」