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仕事終わりは癒しの時間
第6章 癒しの時間
ゆっくりと優しくベッドに寝かせられる。
「茜さん、ちょっと眠ろっか?」
「うん」
肩を撫でられてまた身体がビクッと反応する。
何も見えないからかな?
「茜さん、ソイフレってわかる?添い寝フレンド」
「何それ?」
「女の人がぐっすり眠れるように男が添い寝するの」
隣に山岡さんが寝てくれてる。
いつもより距離が近いから、温かくて、いい匂い…。
なんだかすごい安心する…。
子どもを寝かしつけるように、肩をポンポンと優しく撫でられる。
「いつか茜さんのこと大事にしてくれる人が見つかるよ」
「本当に?」
「うん、茜さん可愛いから。俺が保証する。だから今は、次の恋に向かっていけるように心を癒していこう」
寝不足なのと、温もりでウトウトし始めた。
「眠い…」
「子守唄歌ってあげようか?一応歌手やし…」
「いい…、静かに寝たいタイプだから」
「即答。なんかショック…おやすみ」