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第1章 同居生活

「じゃ、俺帰る。」
「あぁ。」
「葵ちゃん！またね！」

ちょうど、1発打った後に声をかけ、葵さんは手を振っていた。

「お義父さん！！どうですか？見ててくれました？」
「あぁ。あと…ここは…」

背後から身体をくっつけるようにして、ﾌｫｰﾑの乱れを直していく。

一通り打ちっぱなしを楽しんだら、ｸﾗﾌﾞﾊｳｽで軽くﾗﾝﾁ。

「ｺﾞﾙﾌって、楽しいですねっ！！」
「ｺｰｽ出たら、大変だけどね。それなりに、楽しい。」
「ｺｰｽかぁ！！いいなぁ！！」
「ｽﾎﾟｰﾂって、何でも出来るの？」
「んー？水泳、ﾃﾆｽ、ｼﾞｮｷﾞﾝｸﾞとﾛｰﾄﾞﾊﾞｲｸだけですね。学校で習ったり、母が習わせてくれたりしたんで。」

「じゃ、次は、水泳行きますか！あれなら、涼真も出来るし。」
「はいっ！！楽しみにしてます！！」