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第27章 大魔王の娘降臨②分岐ルートB

そして蓋を開けると香ばしい肉の匂いと肉汁がじわっと溶け出していた、すぐに皿に乗せたあと最後に食欲を注ぐ特製スパイスをほんの少し肉の表面にまぶしたらブラッドソルジンの出来上がりである



ロゼリア「さぁて、私の料理は終わったよ！次は誰が作る？」



デュラム「私が作ろう」




デュラムの料理は主に骨を原料にした料理が得意、その名もブラックソルトカレー、まずは凶暴なグラディール(恐竜)の強靭な骨と肉厚の筋肉だが硬くて不味い肉だが骨だけは違うのである、太い骨の中身はとろとろの液体が入っていてそれを粉末にして料理にすればもう次元の違う味が出来上がる、しかし調理方法を間違えると超猛毒な為、扱えるのはデュラム以外にいないのである



骨を砕く前に炭火焼きでじっくりと表面を焼いて焦げ目が若干付いたら、黒い液体に浸したらまた炭火焼きするといった行為を何度も繰り返すと硬い骨がだんだんと柔らかくなり、包丁でも簡単に輪切りにできるくらいの柔らかさになったらそこでやっと粉末にした、そして白いご飯に黒いカレーをかけた後に隠し味で粉を入れて完成である




デュラム「この世にも珍しい黒いカレー是非ご賞味あれ！」