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第53章 旧作No.10×虫娘

ブルド「くっ……まさかリンプンの影響を既に受けていたか！」



そしてＤ３０はブルドの後ろに回り込んで大きな口を開けて頑丈な顎で噛み付く



ガツッ



ブルド「ぐあっ」



まるで圧縮機械並の圧力で頭が砕け散る



ブチャ



そしてＤ３０が再び飛び立そうとした時にリンクスとｶﾞｼﾞｪｯﾄが現れて



ｶﾞｼﾞｪｯﾄ「後ろは任せな」



リンクス「リンプンには気をつけろよ！」



二人はｶﾞｽﾏｽｸを付けていた



Ｄ３０は慌てて逃げ出す



ｶﾞｼﾞｪｯﾄ「居たぞ！」



リンクスは飛んだＤ３０の後ろ姿からグレネード型ｽﾅｲﾊﾟｰﾗｲﾌﾙを取り出して構えた



リンクス『空間・無空間』



半径３キロ以内の風景が真っ白に変化した



ｶﾞｼﾞｪｯﾄも大型ﾄﾗｲﾗﾝﾁｬｰを構えた



風景が真っ白になった事によりＤ３０だけの姿がくっきりと移し出されていた



カチンッ



弾薬の装填音と共にｽﾅｲﾊﾟｰﾗｲﾌﾙの引き金を引いた



音が無音のまま発射され、その鋭い弾丸は瞬く間にＤ３０のお尻部分に食い込む



Ｄ３０には痛みや当たったと言う感情はなかった