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国王の契約花嫁~最初で最後の恋~
第19章 嵐の予感
「お待たせしてもいけないわ。すぐにお通しして」


 チェジンが立ち上がり、扉を開けて外の女官にファソンの意向を伝えた。ほどなく外がから両開きの扉が開き、長身の男が入室してきた。


 眼にも鮮やかな紫の官服は王族男子にのみ許されたものだ。紫は高貴な色とされている。




 男は膝前で両手を軽く組み、頭を下げた。王族として卑屈になりすぎもせず、さりとて現王の正妃たる中殿に対して礼を失さない程度の会釈だ。
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