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国王の契約花嫁~最初で最後の恋~
第20章 危険な駆け引き
「食事をせぬと言っているのではない。簡素にせよと申しているのに、何ゆえ、それが判らぬ。領相、飢えた民は朕が質素と呼ぶ食事の片々たりとも食べることはできぬのだぞ。民なくして、どうして国が成り立とう? 王は国と民の父である。親は自らが飢えても子に食べさせるものだ。朕の考えは変わらぬ。朕の食事を簡素なものにし、浮いた分を国庫に回せ」





 そのひと声で御前会議は終わった。領議政は苦虫を噛みつぶした表情で退席し、賢宗は深い息を吐いて玉座にもたれかかった。
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