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国王の契約花嫁~最初で最後の恋~
第34章 悪夢
「お願いよ、香丹。私がどれだけ無謀なことを言っているのかくらいの自覚はある。でも、夢龍さまをこのままにしておけない。出来すぎたお粗末な証拠ばかりだけど、現に夢龍さまが咎人だという証拠は揃いすぎているし、その上、証人まで出てきているんだもの。このままじゃ、夢龍さまは本当に咎人にされて処刑されてしまう。そうなったら、取り返しはつかないの。だから、その前に私は動く」
今日、ソンヒョンにせめて夢龍に逢わせて欲しいと頼んでも、今は無理だとのことだった。
今日、ソンヒョンにせめて夢龍に逢わせて欲しいと頼んでも、今は無理だとのことだった。