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国王の契約花嫁~最初で最後の恋~
第9章 水仙の妖精
 ファソンはもう、そこで興味を失い、仮面劇の一座に背を向けた。目指すのはいつもの〝曺さんの本屋〟である。下町の一角、その古書店はいつも同じ場所でひっそりと静まっていた。これで顧客がたくさんついているというのが不思議なほど、いつ来ても他の客の姿を見ることは殆どない。



「おじさん(アデユツシ)、こんにちは」





 慣れた様子で声をかけると、奥で書見をしていたらしいガンドクがメガネ越しにチラリとファソンを見た。
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