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第5章 お試しｰ秘書部長

「なかなか良い感じじゃないか‥
これなら、そこそこに男受けする」


「・・・・・」


深夜さんに樹部長の元に連れて来られ‥
樹部長といえば、舐めるようなキツい目で私のボディチェック。



「草薙君、今日は派遣が入っていたな、用意しなくて良いのか？」


「あ、そうですね‥
では陽菜ちゃんをお任せします」


えっ？えぇっ？？


深夜さん‥私を樹部長に任せて行っちゃうの！？


オロオロしている私に樹部長のひと言。



「此処の仕事は何だ？
新人研修が仕事じゃない、派遣‥上司の精神と肉体のケアが仕事だろう、何時までも自分の仕事を疎かに出来ない‥そういう事だ」


「それは‥‥そうですけど‥
いきなりその‥セックスしろと言われも‥‥」


そもそも社内の何処に、そんな事を出来る場所があるのよ？


・・疑問に答えは直ぐに出たけど・・



「部長以下は、防音仕様の会議室そこを使う、取締役以上の重役クラスは、それぞれの個室‥
セックスのやり方など今更聞くのか？」


「うっ・・・」


そりゃ男性経験が無い訳じゃないよ‥
でも、なんだろ‥ヤってそれで終わり？


学生同士のセックスって、そんなものじゃない？