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秘書2課派遣部ー私頑張ります!?
第21章 心機一転頑張ります!ー社長秘書
「・・・
終わりましたけど、どうしますか?」
「・・・は?
いや、一応俺がチェックする」
早いだろっ!
草案だけで形を無い物を、たった数時間で仕上げるなんざ!?
「・・・・・」
受け取った物を見ても、全くの不備は無し‥
いや、過去数年分の比較資料付きと来たもんだ。
俺的には1日分でも足りないと思っていたが、陽菜の能力を甘く見たよう。
「十分以上だな‥
俺が付け加える点が1つも無い、しかしエラい入れ込みようだったな陽菜?」
「だってお試しなんて言うから、またかと思って‥‥」
なるほど、火を点けた理由は"お試し"という言葉か‥
という事は、向こうでも何かあったという事だな。
「お試し‥嫌いか?」
「良い思い出が無いです、特に樹‥‥さんには‥‥」
「原因は凪(ナギ)かよ」
アイツ陽菜に何をしたんだ?
何となくあまり聞きたくない気もするが‥‥
「後私に出来る事は?」
「そうだな・・・」
予想量を遥かに超え、流石の俺も準備していなかった‥とは言いにくい。
その間に、陽菜は俺のデスクを覗いてるんだが‥
自分から仕事を探す事、これも重要なファクターなんだがな。