この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
秘書2課派遣部ー私頑張ります!?
第22章 奏の追撃ー衝撃陽菜のアパート!
「・・あれ・・?
時雨さんが居るんでしたら、私違う場所に行っています」
「いえいえ小鳥遊さん‥
俺の用事は終わりましたので‥でしょう社長?」
「まあな‥
それに、ちょっと用事があったんだ陽菜」
またタイミングが悪い時に、陽菜が戻って来た‥
陽菜にはあまり、奏の話は聞かせたくない。
「用事??」
「では俺は失礼します」
ちっ、時雨‥逃げたな‥‥
こういう事は俺任せかよ全く。
「・・良かったの?」
「ああ、話は殆ど終わっていたからな‥
それより用事の方なんだが‥‥」
飲みかけ放置のコーヒーに渋い顔をし、俺はもう一度コーヒーを淹れ直す、勿論陽菜の分も一緒に。
「ありがとう‥
で、用事って雲母?」
「陽菜、お前アパートをそのままにしてるだろ?」
「えっ?
・・・・うん・・・
愛着があるから・・・」
本当にそれだけかと、多少訝しむところはあるが、奏が諦めていないとなると、ハッキリ言うべきだろう。
「・・・
アパート‥解約しないか??」
「解約?
なんでっ!?」