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秘書2課派遣部ー私頑張ります!?
第23章 裸エプロン!ーお尻奪われちゃう!?
「・・・・・・・雲母(キラ)」
「ん?
どうした、泣き過ぎて喉でも乾いたか??」
「違っ‥
・・・・・・・雲母、あんな事言って・・・・良かったの??」
私のアパートからの帰り道の車の中‥
何とか落ち着いた私だけど、雲母が奏(カナデ)常務に言った言葉が、どうしても気になってしまって。
「ああ・・
初めからその気だったんだ、後悔はしてないぞ‥
後悔は‥無理にアパート整理なぞ陽菜に言ってしまった方か、怖い思いをさせて悪かった」
「・・・
怖かったけど・・・雲母が助けに来てくれて、私に指1本触れさせ無いって言ってくれたから」
「俺は本気だ‥
陽菜に指1本触れさせ無い‥‥どんな男でも‥‥」
「・・雲母・・」
でも、あんな兄弟じゃ無いような言い方‥
雅楽代(ウタシロ)社長‥うんん、悠久(ハルヒサ)さんが悪くないと言ったら嘘になる。
多分私以外の女の人にもあんな事をしていた‥
手慣れた感じと、あの言葉で分かる。
「凪(ナギ)も見限ったようだしな、凪がそうなら天羽(アマネ)もだろう‥
そもそもが間違いなんだ、富や権力を持ったからと言っても、普通の人と何にも変わらない‥そこを分からなければ、何時かは身の破滅‥‥早いか遅いかの差なんだよ」