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第7章 縛りプレイｰ人事部長

「そういえば彼女は？」


「彼女とは小鳥遊陽菜の事ですか社長？」


「そろそろ誰かに派遣された、そう思ったまでだが‥」


やれやれ‥
また始まった社長の詮索好き、これが無ければ良い社長なのだが、性格まではいかんともし難い・・



「・・・
成宮に派遣された‥そう聞いていますが‥私は‥‥」


「成宮か、女に困らんタイプだが‥その後は？」


「定期的に指名しているとは聞きます」


「全部聞いた話‥樹からの情報か天羽？」


「えぇ‥
直接的に秘書２課には行けない、知ってる筈だと‥社長？？」


重役陣が秘書２課に行く事は無い‥
こちらが呼ぶ事はあれ、わざわざ部下の元に行くなどあり得ない話。



「ああ・・
立場というものがある、だが奏(ｶﾅﾃﾞ)は簡単に行きそうだ」


「奏常務‥
はぁ‥ありそうで困ります」


雅楽代奏(ｳﾀｼﾛ ｶﾅﾃﾞ)
社長の息子で、現常務取締役‥だが、まだまだ２０代、時々羽目を外した行動をするのが困りもの。



「奏はまだ若い、衝動に走る事もある‥
そう‥天羽で試して見よう、彼女がどうなのかを‥‥」


「私ですか‥
あまり秘書２課には関わらないというのに‥‥」


全く社長は・・・