この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
色絵
第6章 開花

突然の雨だった。

庭の芍薬の蕾が、明日には少し開くのではないか…という状態なのを見つけた。

今しか描けない瞬間。
庭用の支度をして色紙に描き始める。

もう少しというところで、雨が降りだす。どうしても仕上げてしまいたかった。

突然、雨が止む。いや貴女が傘をさしてくれたのだ。

なんとか仕上がるが2人ともびしょ濡れになってしまった。


衣装部屋で体を拭く。頭が回らないうちに貴女に帯を解かれていた。僕も貴女を脱がす。寒かったし躊躇もなく、スカート、ブラウス、ブラジャーと脱がす。
パンティを途中まで落とした。

貴女も貼り付いた着物を剥がしてくれた。
新しいバスタオルを出して貴女にかけ、自分にもかける。

貴女は黙って僕の胸に飛び込んできた。
僕は抱き締める。
直に触れ合う肌は温かかった。

貴女の背中をさする。僕の背中に回っていた貴女の手に力が入る。

視線が絡み合い自然と引き寄せられて唇を合わせた。僕も貴女も寒さに震えていて、歯がカチカチと当たる。

後頭部を支え、口を大きく開き、柔らかい唇を啄んだ。

ふぅ…

貴女の吐息が洩れ、
それを塞ぐように深い口づけを施した。

/385ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ