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色絵
第8章 情画
もうあちこちが欲しくて堪らないのだろう。
でもここで止めて絵に移ることにした。
絵の為でなく、絵を描くという正当な理由で待たせて焦らす為に…
僕は貴女の前で加虐体質を隠さず発揮する。
「鎮めてあげましょう。絵が仕上がったら…
椅子に腰掛けなさい。」
ピシャッ…
尻を叩いて合図を送ると貴女はすくっと立ち、振り返える。
しかしその目は憂いと哀願で濡れていた。
椅子に腰掛け、手を上げて前屈みになる貴女に乳房の縄目をかける。
手を後ろ手にし、次の縄目を待つ貴女を、素早く背もたれに括りつける。
前に回る迄に足を座面の角に掛け、目一杯開いて体を晒して待つ貴女がいた。
脚の縄目を掛け、蕾が見えるように少し上げて、椅子に括られた貴女が出来上がる。
貴女は恥じらいを忘れた訳でなく、顔を赤くしながら僕から少し視線をずらす。
蜜は蕾を通過し座面にポトッポトッと落ちていく。
蜜が伝うだけで蕾はパクパクと反応する。
性奴隷に仕立てられながらも、禁欲を命じられた貴女は、その拷問にも感じていた。