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色絵
第11章 無花果

んふっ…ん…ん…
呼吸を整えても、熱は全く褪めていない。
むしろもっと欲しくなる。
でも、先生にこのまま抱かれて、なし崩しになってしまうのは嫌だった。
「貴女の縛られた姿…生き生きしてますね。本来の姿に戻れて喜んでいる。
僕も縄化粧の貴女たちを相手に達していいですか?」
先生はワタシの返事も待たず、モノを強く早く扱いていく。
大きく力強く反り立つソレが欲しい。
そう言ってしまいたい。
でも、理性がそれを抑えた。
んぁ…んくっ…あっ…愛してる…
ドピュッビュルルッ…
先生のたぎりは、一気に弾け、壁面に白濁が飛び散った。
それは無性に虚しい行為、互いにすぐそばにいながらそれぞれ自慰をする。
この辺りからワタシははっきりした意識もないまま、自慰に耽っていた。
もうこれ以上貴女に話しかけても聞こえていないと思う。
たぶん最後になるであろう情画に取り掛かる。
沙絵との関係は改めようと思う。貴女が僕の元に留まるなら…
ただ、ご主人との関係が変わらない限り、それ以上の関係には進めない。
卑怯かもしれないが全ては貴女次第…

