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第1章 日常のひとこま～現在～

もちろん、だんな様がご主人様に変わる時間もこの時間。


基本は、だんな様が先にスイッチが入る。


夏は、パジャマではなく、男性用の大きめのTシャツを着ている私。


夜は、基本的にはノーブラ。


『ね、乳首、立ってない？』


まずは、軽く交わしておく。


『そんなことないよ。』


そう言って、TVを見ているふりをしながら、ビールを飲む。


この会話は、ほぼ定番。


ただ、ここですぐには、お互いに完全にスイッチを入れない。


いきなり、完全にスイッチを入れてしまうと、何かを察してしまうのか、、


『ママぁ～～』と、子どものどちらかが起きてしまうから。


完全にスイッチが入った後は、目を覚ましてしまうと、どんなに私が母親に戻ろうとしたって、


いつもと雰囲気の違うママでは泣き止まず、、


もちろん、いつもと違うパパが抱っこしてあやしても、泣き止まない。


なので、最初はまだまだ顔を出したがる、Mな私を抑え込む。