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やめて、やめないで(5DOLL三部作目)
第10章 感情と恋と身体
膣が狭いからなのか、道具が大きいからなのか、なかなか入らない。

クリトリスや、入り口にしか当たらない。
それでも充分気持ちいい…イキそうにならない気持ち良さ。

もどかしい…奥で、もっと子宮で感じたい。

身体の入り口で暴れる道具…それが奥で暴れたら…妄想は軽い怒りと焦りを産む。

じれったさが加速し、腰が浮く。

無理やり押し込む…ソレはくねりながらも、こじ開けるように入ってく。
私が入れた。

一度入れば諦めたかのように道具を包み迎えた。

上下に動かす…速く…ゆっくり…奥の方まで押し当てる。

光がフラッシュしながら段々と明るくなるような快感が、心を支配する。

多分、私ははしたなく腰を振っていただろう。
両足がつりそうになる…思い切り両足を開げていた。

股間…下腹部から波のような快感がくる…道具を思い切り奥まで押し込む。
膣から喉まで届けとばかりに押し当てた。

イッた…多分私はイッた。
多分私は、はしたない声をあげていた。

私は私でなかった。

突然ノック…ドアの叩く音…ドアノブを回す音。
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