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honey chocolate
第3章 焦燥の緋色
ちゅ、と頬にキスを落とし城山はシャワーを掛け、知咲を抱きかかえて壁際に手をつかせ、立たせる。
「悪い、荒くなる」
「・・・え、・・・っぁああ!!」
ズチュッと入る城山のモノに知咲は壁にもたれる。
腰の左右を掴み、城山は知咲の中を掻き回す。
「・・・あっ、や・・・っも、少し・・・っ」
「無理」
後ろから耳、首に甘噛みしながら出し入れする。
「・・・俺だけに、見せろよ・・・っ」
「・・・っえ、あ、・・・っ」
「他の、男と、会うなよ・・・っ」
切なそうな途切れ途切れの言葉に。
「・・・っ、それ、は、・・・んむ・・・っう・・・っ」
振り向きざまに唇を塞がれる。
上と、下と、衝動は水音とともに響く。