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honey chocolate
第1章 はじまりの紅
はぁっはぁっと激しく胸を上下させる。
もう体に力が入らない。
「なにくたばってんの?」
ギシ、とベッドが軋む。
「だ・・・って、も、もう・・・ん・・・ぅ・・・っ」
喋るな、と言わんばかりに唇を塞がれ、彼の肌が見えた。
少し火照ったその体は彼の香水がふわりと香る。
その香りが媚薬なんじゃないかと思うくらい、甘い、目眩がする。
「・・・入れるぞ。」
ズクっ
「・・・か、は、・・・っ」
息が出来ないくらいにねじ込まれたその肉棒に腰が浮く。
「う、ごか、な、いで・・・っ」
やっとの思いで出た言葉は見事に裏切られる。
これでもかと打ち付けられる衝動に気を失いそうになる。
その度に彼は唇を重ね、意識を戻そうとする。
繋がってる部分からは肌と肌がぶつかり合う音とジュプジュプという卑猥な水音が鳴り響き、その度に蜜が溢れ出す。