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**情画**
第3章 闇夜

愛されていると錯覚する。体に与えられる刺激も十分だった。

ああ゛あ゛あ゛…

「いずみ…いくよっ」

激しく腰を打ち付け始める。

「んああ…来て…ナカにちょうだい…こうなったら男は止められないわ…
お父様…あはぁああ…」

ズズンっ…

先生が倒れ込む。
悲しいのにワタシは背中に手を回した。

「良かったよ…いずみ…」

そう言って先生はキスしてきた。

こんなに触れ合うのも久しぶり、ワタシはこれで我慢するしかないのか。

ズルリ…

先生は沙絵さんのナカで達した痕を残していた。

ワタシは沙絵さんから降りる。

沙絵さんが至福の笑みを称えている。

「こんなに気持ちいいのね。」

立ち上がる沙絵さんの太ももに白濁が伝う。

ワタシも欲しい。
また敗北を覚える。

「食事の支度をするわよ。
いずみさんはゆっくりしてらしてね。」

ワタシは一人アトリエに残された。


ワタシは蕾に入ったままの玩具を取り出してソファーに座った。

狂うほどに満たされると思ったのに虚無感だけが残る。

先生と沙絵さん、二人の間の約束を早く明らかにしなければ。

何故かそんなことを考えていた。


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