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**情画**
第9章 初日


先生はテーブルを端に寄せて、そこにあったテーブルを持ってきた。

「貴女の体が好きなものを差し上げましょう。
そして、貴女の体に教えたものをどれだけ覚えているか、見せてください。」


先生は近づきながら話されていたが、後ろに回りワタシの肩を掴んで立たされた。

あっ…

腕ごと帯締めで括られる。
胸の上下に縄が通され括られていった。

後ろ手にされ手首を交差して縛られる。

先生に触れられたところから熱くなっていくのを感じていた。

手首と胸を縛った縄同士が結ばれていき、ワタシの上体は自由を失った。


「こっちへ来なさい。」

括られた結び目を掴まれ、後ろ向きに引っ張られる。

ワタシの体は先生に支配される快感を覚えていた。

「この瞳を隠してしまうのは惜しいけど、体だけで感じて欲しいから。

そして欲にまみれた溶けた瞳で僕を追い求めて欲しいから。」

そう言って先生が目隠しをされた。

ジャラジャラジャラ…

ああ、鎖に繋がれて吊るされるんだ。
そう思っただけで体が震えだした。

グイッと引かれフックにかけられる。

「すぐにはしたなく乱れてはいけませんよ。たっぷり感じて耐えなさい。」


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