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**情画**
第2章 夜光虫
それでも生き永らえる為に体を差し出し犯されているんだった。
早く終わって欲しい。
ワタシは口での奉仕に力を入れる。
「誰に習うのか、売女が…最悪に上手いな…」
そうだ。ワタシは娼婦なんだ。誰彼構わず男に抱かれ、客を悦ばせ体で生きる女。
牡丹のようにこの家に括られて、客の気を引きsexする商売女。
ワタシは牡丹に成りきっていた。
「目を瞑って誰を思ってフェラしてるんだ?」
客を怒らせてしまったようだ。
「俺を見ながらフェラしろよ。」
髪を引き上げられ痛みが走り目を開いた。
「そうだ。俺から目を反らさずそのまま続けろ。」
益々、口に押し込まれる。愛がないとどうしてこうも違うのか…
昼間は金盥にされ、無茶苦茶に犯されても何とも思わなかったのに、
今は雄の臭いが鼻につく。
客が袋を捩じ込もうと腰を打ち付ける度に、顔に当たる肉茎に嫌悪感を持った。
ワタシは牡丹…客を悦ばせて生きる女…
言い聞かせて客を見つめながら奉仕する。
客の顔が歪みボヤけていく。それが涙のせいだと気付くのにしばらくかかった。