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私が愛した風俗の世界
第7章 浮気の病気
悪夢のような1日だった。
寝ないでこれからの話しや
お互いの気持ち……
主人は別れたいならそれでもいいけれど、
今のままじゃ、子供達はまかせられないから、
とりあえず、全員男は切りなさい。
嫌なら、一人で出て行って好きなこと
すればいい……みたいな話しだった。
私も主人の言ってることはわかった。
主人の目の前で電話をかけて
全ての人にもう、会えないし連絡しないで
くださいって電話した。
でも、彼にだけ……
かけようとしたら、涙が溢れて止まらない。
『そんなに好きか?』
『うん……』
だけど、どうこうなりたいとかじゃない。
ただ、会えなくなるのが寂しかった。
結局、主人が電話した……
主人の前で私は大泣きした。
主人も泣き出した……
『好きな女が違う男の事で泣いてるのって、
それを壊さなきゃいけない、俺の気持ち
わかる?こんなに馬鹿にされても、
俺、好きだし嫌いになれないんだよ。
結局、惚れた方が負けなんだ。何されても
許してしまうんだから。』