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寝取られの向こう側
第9章 疎外感の中での充実
妻が性に目覚めた事について私の懸念を
訊ねたら妻は
「抑圧されてて目覚めたから一気に
過激な事をしてみたくなったのかもね。
でも、この欲望は止められない気がするの。
止めようとすると欲求不満がどんどんと
溜まっちゃってとんでもない事をして
しまうんじゃないかなって思ってしまうの」
私は妻のこの言葉に少し恐怖を感じました。
一度放たれた矢はもう戻って来ない。
漠然とそんな事を感じました。
でも、常識的に考えて幸せと思える今の
現状を壊してまで自分の欲求を追い求める
事はしないだろうと思います。
とにかく今は妻の欲求を満たしてやる事で
歯止めをかけるしかないと考えました。
訊ねたら妻は
「抑圧されてて目覚めたから一気に
過激な事をしてみたくなったのかもね。
でも、この欲望は止められない気がするの。
止めようとすると欲求不満がどんどんと
溜まっちゃってとんでもない事をして
しまうんじゃないかなって思ってしまうの」
私は妻のこの言葉に少し恐怖を感じました。
一度放たれた矢はもう戻って来ない。
漠然とそんな事を感じました。
でも、常識的に考えて幸せと思える今の
現状を壊してまで自分の欲求を追い求める
事はしないだろうと思います。
とにかく今は妻の欲求を満たしてやる事で
歯止めをかけるしかないと考えました。