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寝取られの向こう側
第3章 第一回報告会
ワインの瓶を持って
封を開けました。

ワイングラスに注いでステムを
持って回します。

真由美さんの顔が困惑から笑顔に
変わりました。

「さぁ、どうぞ」

真由美さんに差し出します。

「本当にいいんですか?」

「そういう言い方は
この子に対して失礼だと
思いませんか?」

木原がワインの瓶を
かざしています。

「そうですよね。でも、
こんな高価な物を私の為に」

「真由美さんだから
ロマネなんです」

真由美さんはウットリとした
表情で一口、口に含みました。
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