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第16章 現妻・恵子

妻の恵子がピアスを空けました。

それを見て私は一瞬、ドキッ！として
固まりましたが空かさず「似合ってるよ」
というと複雑な微笑で「ありがとう」と
答えました。

この時、木原の顔が思い浮かびました。

まさかとは思いますが･･･。

その晩はざわめく心で恵子を抱きました。

私は怖い顔をしていたようです。

恵子「あなた、どうかなさったのですか？」

正常位で繋がってる時に囁きました。

私「恵子、･･･。」

真っ直ぐ私を見詰めて
「はい、何でしょうか？」

私「いや、なんでもない」