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第22章 再会

しみじみとした表情で
「うんうん」と頷く三上氏。

私「ほう、そこで何があったのですか」

亜「恩人との出逢いです。
社長が私の心を主人に向わせて下さいました」

私「へ～、どのようにして？」

亜「詳しい事は言えませんが、
お互いの心を開放する事が
真に愛し合える存在になれる事を
指導されました」

私「信頼と理解」

亜「必要以上の遠慮は
相手を誠に理解していない事になります。
そういう気持ちを取り払って相手に
依存するようになった事によって
信頼と理解が深まりました。
今の私たちはどんな苦難に会っても
乗り越えられる自信があります」