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ショートストーリーズ
第40章 さやか ~奴隷の証 2~
さやかに義務付けている奴隷の証

首輪代わりのチョーカーの着用
紐状のものでの乳首の拘束
下着をつけずにいること

少なくともどれかひとつ、ということにしているのは、奴隷といえども仕事もあれば通常の社会生活もあるから。常時すべての履行を強いることができるのは、小説の世界だけだ。

さてそれはそれとして、今日、いまこの瞬間、さやかはどの、またいくつの「証」をまとっているだろうか。「毎日必ずメールで報告」といった「強制力」でさせるのではなく、実際にはしなくてもわからないことであっても、主である私の命令だから、さやかが自らそれを守ろうとする。それでこそ意味のあることではあるが、時おり抜き打ちで報告を求めるのも悪くはない。


「さやか

おはよう。週末は前回の調教を思い出して自分でしたのだろう。気持ち良かったか。(笑)
さて、今日身につけ、あるいは履行している奴隷の証を報告しなさい。次回の調教については、また連絡する。いいな。

主」


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