パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第7章 見つめる男たち…。

美紅が忘れた
数学の課題。
担当の先生が水泳部の顧問で
陽菜と美紅が曰く
『鬼。いやオニこわい。』らしい…。


特に水泳部の部員にたいしては
課題を忘れたら
ペナルティーで
練習よりもプールサイドの環境整備や
部室の清掃などが待ち受けているのだそうだ…



ーー忘れたんだから、
諦めなさい。ちゃんと謝って。
それにね、ママが今から持っていったって
美紅が言う2時間目の始まりまでに
間に合わない……
ーーーじぁねママ！絶対に 似合わせてよ！


美紅は春奈の話を
遮るように
一方的に懇願して
すでに春奈が喋っている途中で
電話を切った……。




ったく！あのバカ娘！
陽菜を見習えよ……。

時計の針は8時37分を指していた…。

春奈の学校は2時間目が確か
9時50分か…。


もう！
私が甘いママで感謝しろよ！


春奈は大急ぎで
美紅の課題を持ち
急いで家を出た。