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11時間空の旅
第8章 ☆あと4時間
私の唇にそっと置かれた彼の指。



ちゅ。

そっと、その指にキスをしてみた。
さっきのキスを思い出して、ゆっくりやさしくキスをした。

彼がしてくれたみたいに、すこし甘がみしたり、
舌で指の先をくるっとなめてみたり。

彼の指が口の中に入ってきた。

(ああん。これって、なんか。。。)

指が口の中で動くたびに私の下半身はきゅんと熱くなる。
それに反応して舌を巻きつけてしまう。
舌を前後に動かされると、

(彼の物が私の中に入ってきているみたい)
(いっぱい動いてほしい)


彼の指をなめ続ける私。
口をつぼめて吸いついたり、上下に動いたり。

うっとりしてきちゃう。
指なのに、
本当に彼のものかと思っちゃうくらい。



すっと、指を抜かれた。
彼は私の眼を見つめながらさっきまで私の口の中にあった自分の指をなめてる。

(え、なめちゃうの・・?)

向き合って、ぎゅっとされて、唇に熱いキスをしてくれた。

(あぁん、どうしよう。もっともっと)

彼の眼はずっと私の眼を見てる。
すごくやさしい。でも深くて熱い。

彼の唇が近くまで来た。目をつぶって待っている私。


(あれ?)

しばらくそのままで待っているけど、彼の唇は私に接しない。
すごく近くに唇の気配は感じるのに。

(え?このまま?)

つぶっていた目をあけて彼をみた。

彼は体を少しだけ離している。

彼を見ると、軽く首をひねってる。
もう一度彼の唇が来た。

目を閉じて待つ。
気配はあるのに、唇は止まったままで触れてはこない。

(えっ、どうしたらいいの?)

彼の体がまた離れる。
そして軽く首をひねる。
こんどは、彼は瞬きを数回。

そして熱く見つめてくる。

(あ、目をつぶったらだめなの??)

もしそうだとしても目を開けたままで受け入れるキスなんてはずかしくってできない。
でも、私の唇はもう彼のキスがほしくてしょうがない。

(こくり)

頷いて彼の眼をもう一度見た。

彼の体が近付いて、唇がどんどん近くなる。
目線はずっと私の眼からはずれない 。
私もはずさない。

ちゅ。

(あぁっ。)

やっと触れあった事がうれしくて、見つめあったままキスをする。
やさしく甘いキス。

(どうしよう。
ずっとこうしていたい・・・・)
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