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第38章 真が･･･！

圭子が、彩香の頬をひっ叩いた。

「いい加減にしなさい！

資格があるとか、無いとか、

そんなことじゃなくて、

彩香ちゃんが、どうしたいかでしょ？

他人にどう思われるかじゃなくて、

もっと自分の気持ちに正直になりなさい！

彩香ちゃん、あなた自身の気持ちはどうなの？

真さんが心配じゃないの？

真さんに、会いたいんじゃないの？

一生会えなくなったらどうするの？

後悔しないって言える？

毎日、どうして、泣いてるの？

あなたも眠れてないんでしょ？

あなた達は、一緒にいないと

ぐっすり眠れないんじゃないの？

あなたが、行かないと、

真さん無理してでも来るわよ。

どうしたら良いか、分かるわよね？」

彩香「私、真に会いたい。

真と一緒にいたい。愛してる。

ずっと、ずっと、ずーーーっと

愛しています。会いに行きたいです。

おじ様、連れていってくれますか？」