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第42章 二人で愛の巣へ帰ろう

彩香は、泣きそうな声で呟いた。

「･･･他の女性と･･･一回なら、出きるんだね？

真は、いっぱい女性を抱いてきたんだもんね？

彩香は、真しか知らないから、これからも

他の人に抱かれるつもりもないけどね」

「彩香、言葉のあやだよ。

そりゃあ、彩香と出会う前は、

何人も抱いたよ。でも、

一晩で、何度も抱いたのは彩香だけだから、

そして、ここに入ったのは、彩香だけ。

一緒に暮らしたいと思ったのは彩香だけ。

結婚したいと思ったのも、彩香だけ。

後にも先にも彩香だけ。」

彩香は、涙をポロポロ流しながら、

真に抱きついた。

「ありがとう。いっぱい愛してくれて

でも、負けてないもん。」チュッ

「彩香も、負けず嫌いだな(笑)」