パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第42章 二人で愛の巣へ帰ろう

「うん。元気でいてね。心配したんだよ。

体大切にしてね。」

「彩香が、いてくれたら大丈夫だよ。

俺の元気の元は、彩香だからな。

彩香が、いないと元気が無くなる。

俺、彩香が、出ていって、

情けない男だって気づいた。

彩香がいないと、

こうも元気が無くなるのかと、

自分が思っていたより、寂しくて

悲しくて、眠られなかった。

彩香の威力は、凄いよ。」

「彩香だって、真を忘れようと

一生懸命思ってたのに、忘れられなくて

毎日真の名前を呼びながら

泣いていたんだから、彩香も眠れなかった。」

「彩香が、泣いてるの分かっていたよ。

彩香が、泣くと胸が痛む。

彩香の泣き顔が見えた。

彩香が、泣いてるって思うと、

抱き締めてやることもできない、

腑甲斐無い自分に腹が立って、

酒を煽ってた。飲まないと寝れなくて」

「飲んでも、眠れなかったんでしょ？」