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第43章 彩香、会社に復帰する。

高梨「嫌いになるわけないでしょ？」

手を握り返して、話した。

「嫌いになれるなら、

あんなに苦しまなかった。

知ってるくせに、嫌いになったりしないって？」

専務「そうだな、知ってた。」

二人は見つめあって、ハートが飛び交っていた。

今にもキスしそうだったから、

社長が、「お前達、イチャイチャするのも

いい加減にしろよ？」

高梨「社長！申し訳ございません。」

専務「親父、恋人同士の邪魔するなよ(笑)」

社長「お前、どこでもイチャイチャ

しすぎなんだよ。

二人の世界に入りすぎ(笑)」

高梨「ついつい、二人っきりの

世界に入っちゃって、ごめんなさい。」

社長「彩香ちゃんは、悪くないよ(笑)

こいつの独占欲が、激しいから、

どこでも、自分のだって示したいんだよな？

だから、すぐ人前でイチャイチャしようとする？」

専務「悪いかよ。彩香は、俺の恋人だ！

自慢して何が悪いんだよ？」