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第43章 彩香、会社に復帰する。

高梨「お父さん、私、林課長のご両親と

お会いするつもりはありません。

警察には、話せるようになっていること

伝えていただけますか？」

社長「分かった。会いたくないよな。

当たり前だ。警察には伝えておくよ。

そろそろ、料理を運んでもらおうか？」

高梨「はい。お腹ペコペコです(笑)」

料理が運ばれてきて、彩香は、ひと口食べる度に

「美味し～い！美味し～い！」を連発していた。

見ているだけで、美味しいのが伝わってくる程

本当に美味しそうに食べるものだから、

社長も、専務も、ニコニコしながら

食べるのも忘れて、彩香を見ていた。

それに気づいた彩香は、

「食べないんですか？美味しいですよ？」

専務「彩香が、あまりに美味しそうに食べるから、

見つめてしまったよ。(笑)

食べるの忘れてた(笑)」